ダンス上達の近道!?基礎中の基礎、アイソレーションを徹底解説します!

2021年2月2日
K-POPダンスの基礎アイソレーション
HIP-HOP、ストリート、ジャズなど様々なジャンルがあるダンス。そんなダンスの上達近道は「基礎」にあるんです。ダンスの基礎アイソレーションについて詳しくご紹介していきます!
                       

アイソレーションとは

 

ダンスが上手いアーティストを見て、キレがいいなとか動きが軽やかだなと思ってことはないですか?

それは、彼ら彼女らがボディーコントロールをしっかりと出来ている証拠なんです。

ボディーコントロールが出来るようになるために行うトレーニング、それがアイソレーション

アイソレーションと聞いたらどういう動きか思い浮かびますか?

 

アイソレーションとは、ある部位だけに特定して動かすトレーニングのことを言います。

首、肩、胸、腰を前後上下左右に動かせるようにするんです。

この動きを習得すると、ダンスの質が上がり格段にダンスが上手くなるので必見ですよ!

 

アイソレーションの紹介

 

アイソレーションが何か分かったところで、各部位のアイソレーションのコツと練習動画を紹介していきます!

 

ストレッチ

 

アイソレーションの練習をする際は、はじめに必ずストレッチをしましょう。

普段あまりしない動き普段と違うところに力を入れたりするので、ストレッチをしないと怪我をしやすいくなります。

怪我なく続けられるためにもストレッチは欠かさず行いましょう。特にアイソレーションで動かす首・肩・胸・腰は時間をかけるといいですね。

 

首のアイソレーション

 

アイソレーションと聞いてまず思い浮かぶのは、首を前後左右に動かしたり、回してみたりする動きではないでしょうか。

挑戦したことがある人にはわかる首だけを動かす難しさ

左右に動かしているつもりが首ではなく頭が動いてしまったり、肩が動いてしまったり、やってみると意外と難しいですよね。

首のアイソレーションをマスターするために、意識するポイントをお教えします。

  • 肩を上げない
  • 首を倒さない
  • 横に向けない
  • 猫背にならない

この4つがクリアできているか鏡を見ながら練習しましょう。

 

 

肩のアイソレーション

 

他の部位に比べて比較的簡単に習得できる肩のアイソレーション。

この動きだけ見ていたら、肩のストレッチのように思う人もいるかもしれませんが、意外とダンスをかっこよく踊るためのポイントになるんです。

肩のアイソレーションは、肩を上下前後に動かします。

ここで意識するポイントは2つ!

  • 肩を上げる意識ではなく下げる方に意識を置く
  • 肩ではなく肩甲骨を動かすイメージ

肩の動きで上半身のキレが変わってくるので、テレビを見ながらやスマホをやりながら動かしてみるのもいいですね。

 

 

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胸のアイソレーション

 

上半身の大部分を占める胸のアイソレーション。

胸を弾いたり上半身だけを回したりする振り付けは、まさにこのアイソレーションが基盤にあるからこそできる動きです。

特にヒップホップを踊るときにキーポイントとなります。

ダンスを始めた人が一番最初につまずく動きでもあるので、しっかり練習して習得しましょう!

胸のアイソレーションでは、前後左右に動かしていきます。

ポイントは3つ!

  • 胸と腰を一緒に動かさない
  • 肩を一緒に倒さない
  • 骨盤あたりに手を置いてうごかしてみる

はじめは、胸だけ動かすってどうすればいいの?!と苦戦するかもしれませんが、ポイントを押さえて諦めずに続けましょう。

 

 

腰のアイソレーション

 

最後に腰のアイソレーションをご紹介します。

k-popの女性アーティストで特に見られるしなやかでセクシーなダンスは、腰の動きが重要ですね。

TWICEやBLACK PINK、Red Velvetなどの女性アーティストのダンスをカバーしてみると、腰のアイソレーションの必要性を感じます。

胸のアイソレーション同様、日常生活であまりしない動きなのでしっかり練習していきましょう。

腰を前後左右に動かすアイソレーションのポイントは4つ!

  • みぞおち・おへそを意識して身体の中心を捉える
  • 上半身を倒さない
  • 上半身を横に向けない
  • 肩の位置を固定する

上半身が動いたり違う方向を向いたりしてしまうので、鏡を見ながらチェックをして、まずはゆっくり動かして見ましょう!

 

 

アイソレーションを練習するときは、鏡を見たり友人や家族などにどう動いてるか教えてもらったりなど、客観的に見て見ることも大事になってきます。

今どこを動かしているのか意識できますよ!

 

アイソレーションを意識して踊ってみる

 

ここまでアイソレーションの種類やポイントをご紹介してきました。

アイソレーションができてきたら、実際に分かりやすくアイソレーションが使われているダンスに挑戦してみるのはいかがですか?

ポイントになる振り付けにアイソレーションが使われている4曲をご紹介します。

トレーニングを積んで、あのアーティストのダンスを踊ってみましょう!

 

BTS 『고민보다 GO』

 

歌詞に合わせて首を左右に動かすサビの部分や、「YOLO~」と歌いながら腰をフリフリするダンスは、思わず真似したくなりますよね。

見た人の目を引き印象に残るキャッチーな振り付けですが、しっかりとキレがあるのはさすがBTS。

アイソレーションがしっかりしているからこそ、ファンの印象に残るんですね!

 

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NCT U 『Make A Wish』

 

サビの振り付けで魅せる首のアイソレーションは誰もが見惚れるほどかなりかっこいいですよね。

日本人でNCT新メンバーとして注目を集めているSHOTAROさんは、特に首のアイソレーション部分が上手なんです!

首の可動域が広く、人間離れした動きに見えます。

どのように動いているのか見本にして、SHOTAROさんのようなキレのあるダンスを目指しましょう!

 

TWICE 『YES or YES』

 

キュートな上半身の振り付けに目が行きがちですが、曲中のほとんどの部分で腰のアイソレーションが分かる動きが見られます。

カウントを打つところで腰をしっかり入れたり、動かしているところでアイソレーションが際立っていますね。

特にモモさんの動きに注目してみましょう。

練習した腰のアイソレーションをどのように振り付けに活かしたらいいのかが分かりますよ。

 

ITZY 『WANNABE』

 

肩を早く動かすダンスが特徴的なITZYのWANNABE。

ここでは肩のアイソレーションでトレーニングしてきたことを活かせますね。

早いテンポで肩を上下前後に動かしていたり、脈を打つように肩を前後させたりと上半身だけでわかるキレの良さ。

肩のアイソレーションは地味だけど習得するとかっこよさに磨きがかかるということが良く分かる振り付けです!

 

ダンス上達への第一歩!

 

ダンスのキレが格段に上がるためのトレーニング、アイソレーションの重要性はお分かりいただけましたでしょうか。

ダンスが上手いアーティストは、皆さんアイソレーションの練習をしっかり積んできているんです。

振り付けに注目して見てみると、あんなところやこんなところにまでアイソレーションが活用されていますよ。

地道な努力こそ上達への近道なので、諦めずしっかりと練習を頑張りましょう!

 

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