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「Nizi Project」はJYPEntertainmentとソニーミュージックが合同で行うガールズプロジェクト。
日本8都市、ハワイ、LAでオーディションを行い、選抜されたメンバーがデビューに向けて韓国で合宿を行っています。
オーディション参加者は審査の過程で認められると「キューブ」をもらうことができます。
このキューブを4つ集めるとデビューできるという仕組みなのです。
今回の参加者はほとんどが日本人。
ここまで日本人にフォーカスを当てた韓国のオーディション番組はなかなかないので、韓国でデビューを目指す方にはぜひ見ていただきたいです。
Huluの無料体験で全話視聴可能なので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに最終回は2020年6月25日。今からでも間に合いますよ!
Nizi Projectを見る上で注目していただきたいのが、J.Y.Parkさんの発言。
彼はJYPEntertainmentの創業者であり、TWICEや2PMなどスターを多く輩出してきた敏腕プロデューサーです。
自らも歌手として活動している彼のアドバイスは、これから韓国でアイドルを目指す人にとってかなり重要な言葉ばかり。
そこで、J.Y.Parkさんのアドバイスをまとめてみました。
ぜひこれからの参考にしてみてください。
(Part1 第3話より)
東京合宿での発言の1つ。
ダンスはただ振付を覚えるのではなく、感情を乗せることが大切です。
ただ、感情を乗せるのはすごく難しいこと。
感情は振付を完全に覚えて、正確に踊れるようになった後についてくるものだと言っています。
まずはダンスを正確に覚えること。
自信をしっかりつけて、そのうえで感情表現をどんどん磨いていきましょう。
(Part1 第3話より)
Nizi Projectの中でJ.Y.Parkさんは何度もこの”関節を使う“という言葉を使っています。
Part1の頃から何度も言っていますが、特に印象的なシーンはPart2のチームミッション。
マヤチームが「Feel Special」を踊る際のアドバイスとして、腕の関節を大きく使うように言っていました。
腕は肩からでなく、胸辺りの関節から使って動かすこと。
そうすることによって今までよりも腕が上に上がるようになるのです。
動きが小さいと自信がないように見えてしまうので、関節を使って大きく動くように意識してみましょう。
(Part1 第4話より)
ダイエットを頑張ったリリアに向けての言葉。
J.Y.Parkさんは今でもダンスがうまく踊れるように食事制限を徹底しているのだそうです。
体重が軽くなると、それに比例して体も軽くなります。
そうして軽やかなダンスが踊れるようになるのです。
とはいえガリガリを目指すのではなく、自分に合った体重を探してみましょう。
自分に合った体重を見つけられると、体調も良くなるはずです。
(Part1 第4話より)
こちらはリオに向けての言葉。
ダンスは「私を見て!」ではなく、目の前にいる人と心を通わせながらするもの。
独りよがりになってはいけないのです。
Nizi Projectでは評価者であるJ.Y.Parkさんに向けてダンスをしなければならないというアドバイスでした。
オーディションでいえばその場にいる審査員がその存在にあたります。
ただ上手に踊ろうとするだけでなく、目の前の審査員を虜にするつもりで踊ってみてください。
(Part1 第6話より)
歌やダンスをコピーする際、そのアーティストの特徴までコピーしてしまう人はたくさんいます。
しかし、それでは自分らしさが伝わることはありません。
ただうまくパフォーマンスができれば良いのではなく、自分らしく表現することが大切。
自分らしさがわからない人は、ぜひ一度誰かにパフォーマンスを見てもらってください。
自分では気づけなかった長所に気づけるかもしれません。
(Part1 第9話より)
ダンスは見せる角度がとても大切。
肩を入れて踊るのと正面で踊るのではまったく違った見え方になります。
振付を覚える際は、どの角度で踊ったらいいのかまでしっかり身につけてみましょう。
きっと今までのダンスから見違えると思います。
(Part1 第9話より)
この言葉もNizi Projectでは多く聞かれます。
力を抜いた状態で歌って踊ることで、感情が見えるというのです。
もちろん力を抜きっぱなしでパフォーマンスをしろということではありません。
力を入れるのはここぞというときだけ。
メリハリをつけることでうまく見せることができます。
(Part1 第10話より)
ダンスを踊る際、振りと振りの間で固まってしまう人がいます。
しかし、そうするととても不自然な動きに見えてしまうのです。
ダンス中はずっと体を動かすこと。
もちろんピタッと止まるような振りではメリハリが必要ですが、それ以外は常にリズムに乗ることを意識してみてください。
(Part2 第2話より)
喉に力を入れて声を出すと、音程も音量も不安定になりがち。
喉ではなくお腹に力を入れて声を出すように意識してみましょう。
その際喉の力は抜くこと。
響く声を出すことで、歌手らしい歌を習得することができます。
(Part2 第2話より)
ダンスはただうまく踊ろうとするだけでなく、体力や筋力が必要です。
しっかりとした体力や筋力がつくと、重心を捉えられるようになります。
体力や筋力はすぐにつくものではなく、一度ついたとしてもすぐに衰えてしまいます。
日々の努力が必要となってくるものです。
毎日少しでいいのでトレーニングをする癖をつけておきましょう。
(Part2 第3話より)
上の発言と繋がることですが、毎日の努力はすごく大切。
K-POPアイドル、そして練習生たちはレベルが高い人ばかり。
彼らは毎日の努力を怠らず、自分のすべてを賭けている人たちなのです。
辛い時もあるし、サボってしまいたいときもあるかもしれませんが、それでも自分に打ち勝つこと。
難しいことですが、それができる人がスターになっていくのだとJ.Y.Parkさんは言っています。
(Part2 第4話より)
きっとこれはJ.Y.Parkさんだけでなく、多くの審査員が思っていること。
歌やダンスには才能もあるかと思いますが、それ以上に努力できるかどうかは大切です。
その努力はわかる人にはわかるもの。ごまかしの効かないものなんです。
努力はきっと、報われます。
だからこそ毎日自分に打ち勝っていくことが大切なんです。
(Part2 第7話より)
歌に自信のないリオに向けた言葉。
練習すればするほど「私はあれだけやったんだ」という自信につながるのです。
これは歌だけでなく何にでも通じること。
ダンスはもちろん、自己紹介だってそうです。
自分に自信がない人は、とにかく不安な分だけ練習に充ててみてください。
(Part2 第7話より)
さらに同じ場面では、肩と首から力を抜いて姿勢を正しくとも言っています。
そうすることで力のある歌声になるのです。
実際にアドバイスを受けたアヤカも、その場で実践して効果を実感していました。
喉に空気をためると、詰まったような歌声になります。
しっかりと空気をお腹に入れて力のある歌声が出せるように練習してみましょう。
(Part2 第8話より)
腕が正しく上がっているか、腰の位置が正しいかなど、ダンスのラインはすごく大切。
そこを見ることで練習量がわかるとJ.Y.Parkさんは言います。
振りを間違えなくなったら、感情を込めることに加え、ダンスのラインをしっかり意識してみましょう。
腰の入れ方や手足の上げ方など、練習すればするほど正確になっていきます。
いかがでしたか?
Nizi Projectは一視聴者として楽しむことも出来ますが、見方を変えれば自分事として勉強することも出来る番組です。
J.Y.Parkさんのアドバイスなんてなかなか聞けるものではありません。
自分に向けたものだと思いながら見ることで、パフォーマンスを良くするきっかけを見つけることができるはずです。
J.Y.ParkさんのアドバイスはJYPだけに通じるものではありません。
韓国アイドルとして通用するための大きな一歩を踏み出す力になるものなので、ぜひ吸収してみてください。