オーディションを受ける際、「自己PR」の時間を設けられることが多くあります。
ここで周りと差がつくアピールができたら有利だと思いませんか?
オーディションでは1人にかけてもらえる時間がすごく短いので、自己PRの時間も有効に使う必要があります。
ではいったい、何を話せばいいんでしょうか。
そこで、受かりやすい自己PRのコツをご紹介します。
自己PRでは、自分の人となりを知ってもらうことが大前提です。
知ってもらうとはいっても、オーディションでは自分のすべてを知ってもらう時間はありませんし、その必要もありません。
重要なのは、「強み」を知ってもらうということ。
オーディションに有利な部分が伝われば、自己PRは成功と言えます。
オーディションでは、実技審査があることも多いもの。
K-POPアーティストのオーディションでは、歌唱やダンスの審査を設けるところがほとんどです。
もし自分の特技が歌やダンスだとしても、自己PRでそのことを話してしまうと、実技と内容がかぶってしまいます。
そうすると審査員の印象に残りづらいんです。
そのため、歌やダンス以外で自分が得意とするものをアピールしましょう。
もし時間があるのであれば、その場で特技をパッと披露できると印象に残りやすいですよ!
特技と言われても思いつかない場合は、自分の長所をアピールするだけでも印象はよくなります。
「協調性がある」「忍耐強い」「努力家」など、アーティストとして活躍するために必要なスキルをアピールすることが重要です。
また、その長所を裏付けるようなエピソードが一言で表現できると食いつきがよくなります。
例えば、ただ「私は努力家です」と言われるよりも、「筋肉がつきにくいので、2年間毎日筋トレを続けてきました」という具体的なエピソード付きで発表された方が信用できますよね。
時間制限があるので、軽いエピソードしか話せませんが、自分の経験を一言で話す準備はしておいた方が良いです。
自分を言葉でアピールすることに加え、自己PRではインパクトを残すことも重要です。
大きなオーディションでは、審査員は1日に何十人もの審査をします。
周りと同じような自己PRをしていては、まったく記憶に残らないまま終わってしまうんです。
オーディション会場では、恥ずかしいなどといった気持ちはシャットアウト。
そこは自分のためのステージだと思って、大胆に自分を表現するようにしましょう。
第一印象はとても重要。そこですべてが決まると言っても過言ではありません。
最初から審査員に印象を残せるよう、自分らしさをアピールしてください。
K-POPアーティストを目指しているのであれば、韓国語スキルは必須。
今は話せないとしても、デビューまでにしっかりと練習する必要があります。
そういったレッスンが組み込まれている場合もありますが、現時点で韓国語が話せることは大きな強み。
できるところまででいいので、韓国語を組み込んだ自己紹介をすることも1つの手です。
ただ、無理は禁物。韓国語を話すことにいっぱいいっぱいで、自分がアピールできなければ意味がありません。
難しいようであれば、いさぎよく日本語での自己紹介を練習しておきましょう。
オーディションの場は、思った以上に緊張するもの。
自己PRの内容が決まったら、なるべくたくさん練習していくことをおすすめします。
練習をしていると、「あれだけ練習したから大丈夫」という自信に繋がります。
自分らしさをアピールするって、意外と難しいものです。
まずは自分が何をアピールしたいのかを考え、それが最大限生かされるアピール方法を見つけてみてくださいね。
自信のある自己PRを作ることができれば、きっと合格への一歩になるはずです。