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学歴社会といわれている韓国では、K-POPアイドルでも高校や大学を卒業するのが当たり前。
一般的な高校では、出席日数やテストの結果が進級や卒業に大きく影響しますよね。
しかし、韓国の芸能高校は「特殊高校」と呼ばれており、単位の取り方や入試の内容などが一般的な高校と大きく異なります。
そこで今回は、数多くのK-POPアイドルが卒業した韓国の芸能高校をご紹介します。
さっそく、多くのK-POPアイドルが卒業している4つの芸能高校を見ていきましょう!
韓国初の芸能養成学校がハンリム(翰林)演芸芸術高等学校です。
この高校は2009年に開設され、まさに韓流ブームに乗っかって開校したといっても過言ではありません。
韓国ドラマ「ドリームハイ」のモデルとなった高校で、K-POPアイドルを目指す国内外の学生が憧れる高校でもあります。
コースは演芸科やミュージカル科、実用音楽科やファッションモデル科など、分野別に分かれているのが特徴。
高校というよりは、日本の専門学校に近いイメージですね。
ちなみにこちらの高校は韓国の法律的には正式な高校ではなく、卒業と同時に高校卒業と同等の資格が得られる学校。
出席日数などに決まりがないため、すでにデビューを果たしているK-POPアイドルも通いやすいようです。
TWICEツウィ、ダヒョン、チェヨン、SEVENTEENウジ、SHINeeテミン、WINNERミノ、IZ*ONEヘウォン、イェナ、ITZYユナなど
日本人の入学も可能。
その多くは編入という形での入学ですが、日本人留学生の人数は10名ほどと狭き門だといいます。
さらに各学科で「欠員が出た場合のみ編入可能」となっているため、欠員がない場合は試験を受けることができません。
元々は商業高校だったソウル公演芸術高校。
数多くのK-POPアイドルを輩出している芸能高校として知られ、からし色の制服がトレードマークとなっています。
最近ではこの制服をレンタルして写真を撮れるというサービスまで登場しており、K-POPアイドルを目指す学生たちの憧れでもあるんです。
ソウル公演芸術高校では芸能活動も出席日数に数えられるため、単位が取得しやすいのが特徴。
その一方で「教育とビジネスは混同しない」ことをモットーにしています。
そのため、韓国の芸能高校でよく見られる、大手芸能事務所の関係者を招いて行われるオーディションや仕事の紹介などは一切行われません。
また、韓国の高校の中でも特に校則が厳しいことで有名。
すでにK-POPアイドルとしてデビューをしていても、メイクは一切禁止なのだとか!
連絡なく遅刻や早退をした場合には罰則が設けられており、何度も繰り返すことで退学になってしまうことも。
ちなみに韓国内で唯一、舞台のセットについて学ぶこともできる高校として人気を集めています。
BTSジョングク、元missAスジ、EXOセフン、カイ、NCTジェノ、テヨン、SEVENTEENウォヌ、パク・ジフン、Apinkナウン、GFRIENDイェリン、ウナ、MOMOLANDナユン、RedVelvetジョイなど
以前は最長1年という期限付きで日本人留学生も受け入れていましたが、現在は受付を停止しているようです。
ちなみに留学ではなく、韓国在住の日本人の場合は入学が可能。
また、毎年ではありませんが交換留学生の受け入れだけは行っているとのことです。
韓国を代表する芸能高校のひとつが韓国芸術高校。
こちらの高校は冒頭でご紹介したハンリム(翰林)演芸芸術高等学校と同じく、卒業と同時に「高校卒業と同等の資格が得られる」学校です。
芸能高校の中では校則がとてもゆるく、メイクもOKとなっています。
また、制服は一応ありますが普段の授業では着用しなくても問題はなく、自分のスケジュールに合わせて授業を選べるという自由な校風が特徴。
一般的な高校のように朝に登校して夕方に下校、というシステムではないため、忙しいK-POPアイドルにもピッタリの芸能高校といえます。
BTSジミン、V、2PMチャンソン、2AMグォン、元SISTARソユ、元4minuteヒョナ、Apinkボミ、Lovelyzジン、GOT7ヨンジェなど
現在、交換留学という形で日本人留学生を受け入れています。
その期間は3ヵ月間のみと決められているため、K-POPアイドルを目指したいという方には少し厳しいかもしれません。
また、他の韓国芸能高校からの編入学も可能。
特にソウル公演芸術高校は留学の期間が最長で1年と決められているため、ソウル公演芸術高校から編入してくる日本人の方が多いようです。
最後に紹介する韓国の芸能高校はリアラート高校。
こちらの高校は、韓国にある芸能高校の中でも特に入学試験のレベルが高いのが特徴です。
ボーカルやギターなど実技試験に重点を置いており、K-POPアイドルよりはシンガーソングライターやソロ歌手を目指す方が多く通う高校のよう。
真っ黄色の校舎が特徴で、制服にも黄色が使われているのがポイントですよ!
CIXぺ・ジニョン、WekiMekiルア、f(x)ルナ、T-ARAジヨンなど
日本の入学も可能です。
その多くは編入という形での入学で、編入生の枠は国内外合わせても20名ほど。
さらに各学科で「欠員が出た場合のみ編入可能」となっているため、欠員がない場合は試験を受けられません。
ここ数年は日本人の合格者が圧倒的に少ないのが特徴です。
K-POPアイドルを目指している人で、韓国の芸能高校に入学したいと考えている方も多いはず。
しかし、ここで勘違いしがちなのが「韓国の芸能高校に入る=K-POPアイドルになれる」ということではありません。
ご紹介した韓国の芸能高校は、芸能活動に支障がない授業だったり、単位の取得方法が特殊という特徴があります。
そのため、結果的に多くのK-POPアイドルを輩出しているだけであり、韓国の芸能高校に入ることで必ずしもK-POPアイドルになれるということではありません。
実際に、韓国の芸能高校には芸能関係を全く目指していない方や、ファッションやデザイン関係を目指している方も多くいます。
あくまで韓国の芸能高校は「芸能活動を続けながらでも卒業資格が取りやすい高校」と覚えておくといいでしょう!
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韓国を代表する芸能高校をご紹介させて頂きました。
それぞれの学校ごとに特徴があり、本当に豪華すぎるK-POPアイドルたちが卒業していることも分かりましたね。
現在はK-POPアイドルとして活躍している日本人も多くいるため、どのようにして韓国に渡ったのか、韓国で芸能高校に通っていたのかなども調べてみるのがおすすめです。