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K-POPといえば、完成度の高いダンスが魅力ですよね。
K-POPアイドルたちは練習生の頃から血のにじむような努力を重ね、デビュー後もカムバやコンサートに合わせて厳しいレッスンを続ける日々。
おのずとK-POPアイドルたちのダンススキルは上がっていくものですが、年々振付自体の難易度の高い曲が増えているんです。
近年、世界中でK-POPが注目され、そのダンスのレベルの高さが注目されていることも影響しているのでしょうか。
高いダンスレベルが求められる曲は増える一方です。
今回は、K-POPアイドルを目指す皆さん必見!
これが踊れたら一目置かれること間違いなしのK-POPの曲をご紹介します。
それでは、ダンスでおすすめのK-POPをご紹介します。
まずはガールズグループのおすすめ曲はこちら!
TWICEとは、韓国の4大芸能事務所「JYPエンターテインメント」に所属する9人組ガールズグループです。
サバイバルオーディション番組「SIXTEEN」で厳しい審査を経て選ばれ、2015年10月に韓国でデビューしました。
「TWICE」というグループの名前は英語で「2回」「2度」という意味で、「いい音楽で一度、素晴らしいパフォーマンスで二度魅了させる」という意味を持っているんですって。
TWIVEは今やK-POPのガールズグループを代表する存在、日本の紅白歌合戦にも出場経験があるので、日本での知名度もかなり高いですよね。
これぞガールズグループ!というキュートで親しみやすいキャラクターで、「可愛い」という言葉がぴったりのグループですが、最近はかっこいいテイストや大人っぽい雰囲気の楽曲も増えています。
そんなTWICEにも難易度の高い曲があります。
どんな曲でしょうか。
「I CAN’T STOP ME」は大人っぽい雰囲気の曲で、かっこ良さが重要視されます。
とにかくサビの部分の振付が盛りだくさんなのです。
そして、振りが大きいことが特徴。
手を思いきり伸ばすのと同時に、足も肩幅くらいに開くなど、さまざまな動作が一度に求められます。
短い時間内でいろいろなパターンの振付に対応しなくてはならないので、必要なのが体幹。
体幹がしっかりしていないと、振付から振付の移行に時間内で対応しきれなくなります。
この曲をマスターするためには体幹を鍛えるトレーニングも行うとより効果的でしょう。
また、曲のテンポが速いのでそれに合わせて一生懸命ついていくと自分が思っているより振りが小さくまとめってしまいがちです。
意識して、大き過ぎるかな?というくらい大きな振りで踊ると、よりキレイに見えるでしょう。
「MORE & MORE」は、TWICEのメンバーたち自身も歴代タイトル曲の中で一番振付が難しいと言った程、ダンスの難易度の高い曲です。
動線が難しいとされていて、特にメンバーのジヒョとダヒョンはステージの端に行ったりセンターに戻ったり、目まぐるしく立ち位置が変わり、とても大変そうだとファンの間でも話題。
そんな「MORE & MORE」は、動線だけでなくダンス自体も高いレベルを求められるのです。
それはアイソレーションが難し過ぎるということ。
アイソレーションとは「独立」「分離」という意味。
ダンスにおける「アイソレーション」は、体のひとつひとつのパーツ毎に独立させて動かすトレーニングのことです。
主に首・肩・胸・腰の4つとされています。
「MORE & MORE」はこの4つのアイソレーションすべてが求められるのです。
そして、振付で止まる部分がないというのが特徴。
決めポーズのような部分で一度止まり、その後次の振付に移行するようなダンスの方が覚えやすいですよね。
しかし「MORE & MORE」の場合は止まることなくずっと振付が流れるように続くので、一気に覚える必要があるのです。
また、振付の中で、片手は止まっているけれど片手は動いているという振りがあります。
流れるような振りの中で、左右の手が違う動きをするという非常に高度なことを求められるわけです。
「MORE & MORE」はプロのダンサーの方が踊っても難しいとされているんですって。
そんな振付を笑顔でこなしちゃうTWICEってやっぱりすごいですよね。
ITZY(イッジ)とはJYPエンターテインメントに所属する5人組ガールズグループ。
所属事務所の先輩であるTWICEの妹分として、2019年2月12日に韓国でデビューしました。
昨今のK-POPのグループはサバイバルオーディション番組を経てデビューすることが主流になっていますが、ITZYは「大型新人ガールズグループ」としてJYPエンターテインメントから突如発表という形。
JYPエンターテインメントから新たなガールズグループが誕生すると告知されてからは、デビュー前にも関わらずかなりの注目を集め、デビュー曲のミュージックビデオの24時間での再生回数は、新人グループのミュージックビデオの最多回数の記録を打ち立てました。
そんなITZYは先輩のTWICEとは少し違ったテイストでガールクラッシュが特徴。
だからこそ、ダンスの難易度の高い曲がたくさんあるのです。
一体どんな曲があるのでしょうか。
力強くてかっこいい印象が強い「In the morning」。
ダンスもとにかくかっこ良さが求められます。
一見、すごく難しそうな振付に見えますが、実は振りのパターンがそれほど多くないのがうれしいポイント。
きちんと振付の基礎を押さえたら、後はいかにカッコよく見せるか、その点を重視して練習すると良いでしょう。
続きまして、ボーイズグループのダンスおすすめ曲をご紹介します。
SEVENTEENは、PLEDISエンターテインメントに所属する13人組ボーイズグループ。
デビュー前に放送された「SEVENTEEN TV」の中では、メンバーの練習過程や日常生活などすべてをインターネットの生放送で公開するというこれまでのK-POPアイドルにないデビューまでの道のりを歩みました。
SEVENTEENは、自主制作アイドルとして知られていて、メンバー自らがラップや作曲、ダンスなどを担当していることで有名ですよね。
そんなSEVENTEENにもダンスの難易度の高い曲があります。
かなりダンスの難易度の高い楽曲として知られている「Ready to love」。
一見、スローテンポな部分もあるので、もしかして踊れるかも!?と思ってしまいそうですが、ひとつひとつの振りに高度なダンススキルが求められます。
それを驚きのシンクロ率で踊れるセブチのメンバーはやはりすごいですよね。
SEVENTEENの日本における3枚目のシングル曲「ひとりじゃない」。
この曲も挑戦しやすそうですが、実はポジションをチェンジするところが多く、高度なダンススキルを求められます。
K-POPアイドルを目指す皆さんも、グループでこの曲を踊ればフォーメーションについて勉強になること間違いなしでしょう。
説明するまでもなく世界的大スターの防弾少年団(BTS)。
BIGHIT MUSICに所属する7人組ボーイズグループです。
彼らにももちろん難しいダンスの曲はたくさんあります。
迫力のあるダンスが魅力の「ON」。
メンバーのRMも「一度踊ると疲労困憊になる曲だ」と話していたそうです。
かなり大きな動きがたくさん出てくる振付で、回し蹴りのような動きもあるので、体を動かす範囲が広く、相当なスキルが求められる振付でしょう。
K-POPのダンスの難易度は上がるばかりですが、これは今のK-POPには高いレベルのダンスが求められているということにもつながるでしょう。
バッチリ踊れたらとてもかっこいいですし、K-POPアイドルを目指す皆さんとってはダンススキルを少しでも上げることは夢に向かって一歩近づくことでもあります。
好きなアイドルの動画を見ながら、どんどん練習しましょう!